喜び

頑張り屋

キモ・本棚

  その本とかに対しての気持ちではなく自分に対してという意味合いで、私の本棚キショすぎる。浅い。ヴィレヴァン生まれ邦ロック育ちかよ。このエントリー自体表層的な目線の浅さにまみれているんだけれども。表層的な目線の浅さと過剰すぎるくらいの自意識の話。

 

  漫画の棚にはヴィレヴァン的カルチャーの代名詞浅野いにおの『おやすみプンプン』がしっかり全巻揃ってて『虹ヶ原ホログラフ』とかもある。それだけに飽き足らず『ヘルタースケルター』、『グミチョコレートパイン』など単体の好みを突き詰めるとそこまで浅くはならなさそうなものの表面だけすくっていくからなんとも人間性のなさそうなスカスカの本棚になっている。最近は小林賢太郎の本が増えました。ラーメンズとかはあんまり意味が分かってなくてもサブカルチャーさらった気になれるから人と違うように装いたかったらおすすめ。アクセサリーに適しすぎていてそれで自分を飾ってる人を見るととてつもない嫌悪感に苛まれる。顔をしかめてしまうくらいにはそういう人をキツくてイタい人だと思ってる。見て笑ったりしてるだけなのに他人とは違うと思える浅ましさがキモすぎる。いい歳してなにやってんだ。そういえば『こばなしけんたろう』の中にあったやつに有名なポイントカードのコピペみたいなのがあって、初出が分からないにせよガッカリしました。閑話休題

 

  DVDとかも一緒の棚に入ってて、10年代のいわゆる邦ロック系のバンドのDVDがいくつかある。クリープハイプとかKANA-BOONとか。本当は場所がないだけなんだけど見せびらかしたい人みたいになってる。特に言うほど前ではないけど前から知ってるやつぶってそうだしあのバンド変わったよね〜とか言いそう。そう思われそう。誰にも見せたことないから思うような人なんかいるわけないのに。

 

  最近は服とかもかけてて最近買った映画のTシャツもかけてあるからすごく映画に申し訳ない気持ちでいっぱいになる。こんなにペラいやつの所に来させてしまってごめんと目に入るたびに思っている。好きな映画のグッズが目に入る嬉しさと棚のキモさが同時に来るからウッとなってしまう。

 

  このままだと自意識に殺されてしまう。自意識がどうとか以前に薄いやつの本棚であることは事実ではあるんだけど。頭がめちゃくちゃ悪そう。