喜び

頑張り屋

私に人を選ぶ権利があるわけじゃないから言うだけ無駄だしなんなら私が言うことによってマイナスに働くことも考えられるので黙ってた方が良いと思うんですけど、今日の映画の客の中で私がトップクラスに思いが強いと思う。真剣に見てたと思う。

 

知り合いだけみたいなのが悪いことだって言いたいとかでは全くなくて、ないんだけど、身内とその知り合いがわんさかいるのマジで何が分かってんのって。身内バイアスがどうしてもかかってないですか?私がわかってるって言いたいわけでも年齢で排除しようとしているわけでもなくてただただ、舞台挨拶があっても行ってましたか?っていう。団体ツアーくらい年寄りだらけになった。どの層に向けてるとかもないだろうけど、年寄りが揃って見にくるような映画ではないと思っているので本当に異様な光景で自分で行ったのにも関わらずとんでもないところに放り込まれてしまったと思った。完璧に舞台挨拶目当てだろうなっていうのが上映中にもひしひしと伝わってきた。上映開始してるのにふつうに人が入ってくるし。他人を巻き込んでまで公共の空間をお前らの世界に勝手に縮小しないでほしい。私は映画を見るという行為を神格化しているフシがあるので映画の世界じゃなくてお前ら年寄りの世界にされたことが本当に不快だった。DHCの化粧品のにおい久しぶりに嗅いだわな。本編終わった頃に入ってきたやつもいたし。お前は見る資格ないよ。それはさすがに私でも言っていい気がする。いいわけがないんだけど本当にそれくらい嫌だった。はいはいお悔やみお悔やみ。出てからやれや。私はそんなにサクサク歩けないから先に行ってくれって譲ったら立ち止まって話し始めてマジで知り合いまみれだなって。誰も悪くはないけど、悪者を探すとしたら、映画の作った人に近い間柄の人たちをこうやってボロカスに言って溜飲を下げようとしている私だと思う。でも本当に。1ミリも思ってないことだけど私が完璧な見方をする客だっていう主張がしたいわけじゃなくて、もう少し周りのことも考えられないんですか?っていう。無駄に年だけ食ったわけじゃないでしょ?っていうさ。

 

舞台挨拶はよかった。よかったって言うのが正しくてそもそも良し悪しで見ていいのか分からないけど。みんな舞台挨拶になった瞬間携帯の電源入れたの?写真撮る時間みたいなやつで携帯の電源をそれまで切ってたから結局撮れなかったのも悔しいよ。

 

こんだけ嫌なことが2時間ちょっとくらいに凝縮されてたけど思い返せば本編始まる前の映像嬉しかったのでギリ釣り合いが取れます。私は欲張りなので良さのお釣り来て欲しかったと思いますね。役じゃない藤原季節の顔を見るのが恥ずかしくてずっとおでこらへんを見たり視線を泳がせたりしていました。好きな人がその場にいるときにする行動だ。スクリーンに映る藤原季節に向かってそれやってるのキモ。

 

グッズ見たかったけど他の映画の人もいるし、同じ映画を見た老人たちが一気に売店に押し寄せるからつらくなって帰ってしまった。出待ちみたいになってたし。

 

細川岳歩くの早かった。視界に入ってないことを祈るんですけどもし入ってたとしたらめっちゃキモい挙動のやつがうろついてたの本当申し訳なかった。

 

追記に追記を重ねるけど、これはいかに人をこき下ろして自分がどれだけうまく物語を受け取ることができるかっていうのが言いたいわけじゃないからそういう風に取る人がいるとしたらそっちにもキレます。どちらかと言えば多分私は話の受け取りが下手なのでそういう気持ちは微塵もない。簡単に弁解ができない場所で誤解されかねない文章を書く私にも責任はあるんだろうけどさ。