喜び

頑張り屋

映画の話

 アードマンアニメーションズの作品が肌に合ってる気がする。最近見てだいぶハマったので。『ひつじのショーン UFOフィーバー!』が観たくて色々調べてたら出てきて気になったし。

 

 『ひつじのショーン』はどこが作ってるとか気にせずまあ好きだなくらいで見てたけど、ちゃんと「見るぞ〜」と思って初めに見たのは『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』でそれの感想としては面白いけど、そこはかとなく怖いなという印象。だって気づかないうちに自分が害獣になって畑を荒らしてたとかとんでもなさすぎるでしょ。グルミットは機転が効く。それと駆除されたうさぎが集まってる所が可愛い。ハッチはちょっと気持ち悪い見た目してる。尼さんプロレス。

 

 次に『ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ!』を見たんだけど、グルミットが始まりの辺りから不憫というか可哀想な感じなのが多くて悲しくなっちゃった。部屋取られたり、雨の中家出したり。ウォレス全然目覚まさないな。眠りが深すぎる。日本から地面掘り続けてブラジルに出れそうなくらい深いでしょ。“犬でもわかる電子工学”が嫌な使われ方したね。グルミットは機転が効く。

 

 1番最近見たのは『ウォレスとグルミット 危機一髪!』でショーンが初めて出てきた作品らしい。ここで初めて知ったことなんだけど『ひつじのショーン』はこれのスピンオフとして始まったんだって。全自動でシャンプーされたり誤って刈られた毛で編まれたセーターを着てたのが可愛かった。無実の罪を着せられたグルミットが悲しかったけどショーンやひつじたちの結束力が良かった。素敵。最高。良かったし可愛かったんだけど、途中からめちゃグロくない?犬の毛で編まれたセーターが私にはどうしても臓物がギタギタになって出てきたように見えた(多分私の見え方がおかしい)し、体がペシャンコのバラバラになって缶詰めにされるの怖すぎ。やっぱりグルミットは機転が効く。ここではショーンも大活躍だった。

 

 まだ全部は見てないにしろ、今のところウォレスがグルミット頼りで助かってるところとか、グルミットが不憫なところとかグルミットにいろいろありすぎる。おとぼけな発明家もいい加減にしてほしいよね。グルミットの“目は口ほどに、口以上に物を言う”ところ本当好き。言葉を発さなくてもどんな心情かが分かる。ドッグトエフスキーとか細かい。

 

 どれにも共通してるけどウォレスの発明品の大袈裟な感じが好き。起きるところから朝食を摂る直前までを大がかりな機械に任せてるの意味分からなさすぎる。あれは“起きる”っていうか“落ちる”じゃん。嫌でも目が覚めますわな。よっぽど目覚めが悪かったんでしょうかね。でも起きてはいるからなあ。朝食のボタン押してるしな。 服も袖は別だからね。袖単体で腕を通してるの。ノースリーブにアームカバーじゃん。 変な所が機械任せで、アンチ・ペストが出動する時とか、窓拭きの仕事の用意する時とか、朝食のトーストを取り出してケチャップをかけるところ、オートミールを器に入れるところなど。制服に着替える時頭を強く打たないようにレーンにクッションみたいなのが置いてあるところ面白いよね。

 

 『ひつじのショーン』がこれのスピンオフにしてはあまりにも続き過ぎでは。スピンオフで元の作品より長く続くことってあるんだ。だって今5シーズンとかだよ。1話1話が短いにしても5シーズンってウケるね。

 

 私はショーンの映画も今までの含めて見たいし、他の『ウォレスとグルミット』シリーズも見たい。あとポップコーンのピザ味もちょっと気になる。