喜び

頑張り屋

最近見た映画の話

最近見た映画3本の話をするよ〜〜〜。

 

 

スペシャルアクターズ

 『カメラを止めるな!』の監督の2本目の劇場長編映画で公開直前辺りまでは「前回のは確かに面白かったけどTwitterで見たか観に行っただけだし、めちゃくちゃつまらんかったら嫌だしな〜」と思って見ない予定だった。なんでか今回はTwitterでもさして話題になってなかったので。でも、公開して結構経ったころになんとなく見てみようかなって気持ちになって見に行った。

 朝一でしかやってなかったから、映画館のあるショッピングモールはまだ開店前(映画館と食料品売り場は開いてる)で店の前にはコーンとかがあって通れないようにしてあったのがめっちゃワクワクした。普段そんな時間には来ないので。

 上映されるシアターに入って驚いたのは観客が私含め3人しかいなかったこと。私は開場時間と同時に入るからもう少ししたら人も増えると思ってたら来なかった。本当に3人で見た。知らん人と3人。やっぱり口コミってデカイんだなと思った。

 本編の感想は、何回も言ってるけど起承転転結結結くらいある構成で、しかも最後は泣いた。個人的には『カメラを止めるな!』より好き。弟。マジで弟。

 終わってから感想をツイートしたらめっちゃ出てた俳優さんたちからいいねされた。力の入れ方がすごい。良いのか悪いのかはよく分かりませんけど。出てた人たちのアカウントを見てると、弟役してた人のツイートがバチバチに尖っててびっくりした。今まで、テレビに出てる人たちが言う「若い頃は尖ってましたねぇ〜」みたいなのの意味が分からなかったけど多分尖ってるってああいうことを指すと思う。

 

 

・映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ

 これは劇場公開が決まった頃から見たいと思ってた作品。私はすみっコぐらしが好き。小さい時からサンエックスのキャラはそれなりに好き。小学校に入学したときの文房具が全部リラックマだった。すみっコぐらしに関しては、展覧会にも行ったしすみ神のアクキーも持ってる。えびふらいのしっぽのぬいぐるみもある。600円くじで当てたメラミンコップも持ってる。しょぼいけどなんでこんなに好きのアピールをしてるかってTwitterで変な盛り上がり方してたからなんですよね。

 カメラを止めるな!のときは普通に感想としての口コミを聞いてたけど、すみっコぐらしの方はどれだけ面白く言うかみたいになってて、しかも「子供向けなのに」みたいな言い回しとか余裕であってそれは子供向けを下に見てるじゃないですか。ターゲット層の年齢で作品の優劣が決まるわけでもないのに。本人にそんなつもりは無かったとしてもその感想には無意識に下に見てたことが含まれていて嫌でしたね。オタクの誇張にいっちょ噛みしたろみたいな魂胆が見え見えのオタクがさらに誇張をしてて地獄だったし。私はそういうのとは違いますよ、純粋に楽しみにしてたんですよということを伝えるために必死に側から見たらしょっぼい好きアピールをしました。浅ましい。

 開場と同時にたくさんの親子連れや友達で来ていた小さい子たちが入っていた。覚悟はしてたけどそれを上回るしんどさがあった。我慢はしなければいけないですけど。ただ結構ポップコーンを食べる音が聞こえたもんだから、ポップコーンって音がしにくいから映画館で売ってるって聞いたんですけど?!って若干半ギレの気持ちになった。

 映画の感想を言うと、YouTubeとかにある予告映像を見ていくと感情に拍車がかかる。「仲間のためにもう一歩」が分かったときさらに泣いた。ぺんぎん?のアラビアンナイトが可愛かった。あとアームに掴まれたときのぺんぎん?が意外ともっちりしてて可愛かった。本当に。俺はぺんぎん?とえびふらいのしっぽが好き。ひよこ?もとても可愛かったです。いい映画だった。

 ただセリフは字幕として出てくるので、それを読まないと気が済まないのかってくらい声に出して文字を読む子がいて本当嫌だった。あと目の前にいた子連れの親が携帯開いたからマジで気になった。今回は始まる前に「始まる前にもう一度確認」みたいなやつ無かったけど、上映中に携帯の電源を切っておくのはマナーなんだが?肉体的には殺さないけど精神的に殺すよ?(暗黒微笑)反論がないなら俺の勝ちだが?というオタクのポーズを取ってしまった。脚色はしてあるものの本当嫌だった。

 終わったあとにボロ泣きしてる女の子が親からハンカチを渡されてるのに全然受け取ろうとしなくて「こんなの悲しいだけだがん!」って言ってたのは良かった。悲しいだけだけどあれはあの状態で考えられる最もハッピーな終わり方ですよ。悲しいですけど。

 

 

家族ゲーム

これはU-NEXTの体験期間に見た映画で2日に分けて見たやつ。

 この映画には音楽が無い。今まで見ていた映画には音楽が結構あったんだなと意識せざるを得なくなるほどに音楽がなかった。レコードをかけてたシーンですら、見てる側に対しての音楽は無かった。

 あと食事のシーンは不気味だった。家族が食卓に横一列で座っていた。しかも音楽は一切無かったのに食事シーンの音は大きかった。ここも不気味ポイント。皿をガチャガチャしてたのとか、父親の目玉焼きの食べ方とか。

 吉本勝めっちゃ怖くない?飄々とした言動もあるのに全然殴ったりしてくるし。

 それと、関係ないし当たり前なんだけど松田龍平って松田優作に似てるんだなぁと思った。ちょくちょく松田龍平じゃんみたいなところがあって「血!」ってなっちゃった。

 

 

 

1つの話題に対して2つ3つエピソードを持ってきて書くとそれなりの長さになるという気づき。