喜び

頑張り屋

結局何も決まらないまま、また1年が終わろうとしている。手に職って言ったって何をして良いのか分からないし、伸ばせるような得意なことも、秀でたものもない。これもまた、誰かがすでに言ったようなことばかりを、さも自分の頭で考えたことかのように、誰も見てないここに書いたりするだけ。情けない。周りと違うこと書きたいってだけで声優になりたいって卒業文集に書いたことがある。アニメなんか大して見てないし、声優になりたいと思ったことも今まで一度もなかったくせに、周りと違くありたいという一点で書いた。すっかりオタクっぽい見た目になってしまい、ガチ感が出てしまったことが本当に恥ずかしい。その職業を書いたことが恥ずかしいんじゃなくて、本気で書いたものでもないのに本気っぽさを他者に感じられてしまってそうなところが恥ずかしい。もう何年も前のことなのにいまだにそう思う。一生離れてくれないのかもしれない。